小倉北区京町にある文学サロンで開かれた猫に関するレクチュアーに参加しました。最初の講演のタイトルは「猫lが誘う本の世界 猫と作家のアツい関係」で猫の本を販売している吾輩堂のオーナーの大久保 京さんでのお話でした。猫は古典の源氏物語にも登場しています。猫は夜行性で夜更かしをする作家と相性がいいみたいですが、現代の猫は一緒に食事をしたり、寝たりするので飼い主と同じ生活パターンでいるので、野性味と夜行性が失われつつあるような気がします。二回目は絵本の読み聞かせのセッションがありました。お母さんとお子さんが来て、絵本の読み聞かせの後、フェルトで作ったお弁当が出ました。食べられませんが、上手に作られたフエィクのママゴトお弁当です。この後、北九州市立児童図書館で猫博士が語る「猫と出会って一万年 〜人類と猫関係の歴史と、日本の猫文化」講師は西南大学 山根明弘教授による講演。いつ頃猫は人間に飼われてきたのか、またいつ頃日本に生息してきたのか、そのルーツと江戸時代には大猫ブームがあった事、またヨロッパの猫祭り(ベルギー)などでした。特に浮世絵師歌川国芳の大の猫好きで彼の作品にいかに彼が猫を愛したかがスライドを見て窺うことができました。そしてレクチャーで配布された資料は素晴らし出来栄えで、大変参考になりました。本当に猫好きにとっては楽しい時間を過ごすことができました。ちなみに最近の調査によると猫のオンラインでの投稿が犬より多いということです。これについて検証してみる必要性があるかも…ね。